主に長距離を戦うものが「GTレース」と呼ばれている。
GTとは「グランドツーリング」の略で、市販車でも長距離を高速で走行するのに適した車両に対してGTと名付けられたりすることが多い。
GTレースは世界各地域でも盛んで、有名なところではル・マン24時間レースや、その姉妹イベントであるル・マン・シリーズがヨーロッパやアメリカ大陸で行われ、GTカーによるクラスが設けられている。
スーパーGTは、1994年にスタートした全日本GT選手権(JGTC)が、日本だけでなく海外でのシリーズ展開をにらみ、FIA(国際自動車連盟)による国際シリーズの公認を受けたことで05年に名称が変更された。
09年も、全9戦の内マレーシアで1戦がスケジュールされている。過去には、マレーシア以外にもオールスター戦をアメリカで行うなど、海外展開にも力を入れているシリーズである。
国内での人気は非常に高く、日本一人気のあるレースシリーズとして長年数多くの観客動員を誇ってきた。
その魅力は、各メーカーが威信を懸けて投入するGTカーが激しい順位争いを繰り広げていること、日本を代表するレーシングドライバーが参戦していること、サーキットの雰囲気が華やかであること、など数え上げたらきりがない。
トヨタは06年からレクサスSC430をこのレースに投入、デビューイヤーにチャンピオンを獲得している。
一方、GT300クラスは規則で約300馬力に制限されたレースカーを使用。
参戦チームもGT500参戦チームに比べて小規模であることが多く、規則も参戦費用がかさまないように設定されている。
車両は日本メーカーのものだけでなく、世界各地のスポーツカー、GTカーが投入され、車種バリエーションが多い。
今季トヨタ勢ではレクサス IS350とトヨタ カローラアクシオが参戦している。
これにより常に勝ち続けることが不可能となり、タイトル争いが最終戦までもつれることが多くなる。
今季のウェイトハンディ制は、第2戦から6戦までは、全戦までに獲得したポイント1点あたり2kgのウェイトを搭載、第7,8戦は1点あたり1kg、最終戦は全車ノーハンデとされる(ウェイトの上限は100kg)となった。
| シリーズポイント | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 決勝順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 |
| ポイント | 20 | 15 | 11 | 8 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
| 走行ラップ | トップと同一周回 | 1周遅れ | 2周遅れ以上 | |||||||
| GT500ポイント | 3 | 2 | 1 | |||||||
| GT300ポイント | 3 | 1 | ||||||||
※最終的に同ポイントの場合は優勝回数の多い方がランキング上位となり、それも同じだと2位の回数といったように上位入賞回数で決まる。





